ドローンの飛行高度について知っておきたいこと

くるみ

こんにちは訪問ありがとうございます

ドローンは電波が届く範囲内であれば、どこまでも高く上昇させることが可能です。

ですが、飛行高度についても厳しく規制があるので、知っておく必要があります。

えり

150mだったよね

この記事ではドローンを飛行させる際に知っておきたい飛行高度について解説していきます。

ひとみ

飛行高度にも制限があるよ

知っておきたい知識

ドローンの飛行高度は地表または水面からの高さ

ドローンを飛行させる際に飛行高度が150m以上になる場合には、事前に空域を管轄する航空管制機関と調整して許可を得る必要があります。

結構面倒くさい手続きが必要で、申請から許可まで2周間程度の日数を考えておいたほうが良いでしょう。

まり

150m以上の飛行をすることってまずないけど

知識として知っているかどうかで、罰則を受けるかどうかが決まるため、特にドローン初心者は知っておく必要があります。

くるみ

良かったら最後までご覧くださいね

目次

ドローンの飛行高度は150m未満に定められている

ドローンを特別な許可を得ることがなく上昇させてよいのは149mまでです。

ひとみ

高度って?

くるみ

地表や水面からのことだよ

えり

飛行機の飛行高度とは違うの?

ドローンの飛行高度に関して、無人航空機の飛行の安全に関する教則にはつぎのように書かれています。

「高度150メートル以上の飛行禁止空域」とは、海抜高度ではなく、無人航空機が飛行している直下の地表又は水面からの高度差が150メートル以上の空域を指す。このため、山岳部などの起伏が激しい地形の上空で無人航空機を飛行させる場合には、意図せず150メートル以上の高度差になるおそれがあるので注意が必要である。

無人航空機の飛行の安全に関する教則 第2版 15ページ

簡単に説明すると以下のとおりで、ドローンを飛ばそうと思った場所の地表または水面から150m未満であれば良いので山で飛ばす人と海で飛ばす人ではドローンの飛行高度に差が出るのです。

富士山の頂上で飛ばすと海抜3925mの高さまで

3776m+149m=3925m

浜辺で飛ばすと海抜149mの高さまで

0m+149m=149m

えり

飛行機の飛行高度は海抜からの高さだよ

知らなかったでは済まされないパターン

ドローンの飛行高度で注意が必要なパターンは2つあります。

  • ビル、マンションで飛ばす場合
  • 山で飛ばす場合

飛行場所については許可が出ていると仮定します

ビル、マンションで飛ばす

ビルやマンションの屋上でドローンを飛ばす場合には注意が必要です。

ドローンの飛行高度は地表または水面からの高さなので、ビルやマンションの高さが150m以上ある場合にはドローンを1ミリでも上昇させると違法となります。

ひとみ

150m以上のマンションも東京にはあるのね・・・

ただし航空法は屋内に対しては適用外のため、スカイツリーの展望デッキ内(地上350m)でドローンを飛ばしても航空法違反にはなりません。

くるみ

スカイツリーの許可が必要ですけどね

ビルやマンションの高さとドローンを上昇させた高さが150m未満であれば、飛行許可を得る必要はありません。

山で飛ばす場合

山でドローンを飛ばすと綺麗な景色や登山中の様子などを映像に収めることができます。

先に説明したとおりドローンの飛行高度は地表または水面からの高さなので、山の高さがどれだけ高くても許可申請は不要です。

ひとみ

何が問題になるの?

くるみ

大きな起伏がある山だと注意が必要だよ

たとえば山の頂上でドローンを上昇させたとすると、ドローンは地表から149mまで上昇できます。

100mしか上昇させなかったとしても、ドローンを移動させるとどうなるでしょうか?

ドローン対地高度図
えり

地表からどんどん離れていくね

気が付かないうちにドローンの高度が150m以上になっている場合があるのです。

この記事のまとめ

ドローンの飛行で許可申請が不要な高度は地表または水面からの高さが150m未満になります。

ビルやマンションの屋上は地表ではないので、ドローンを離陸させようと思ったときに、屋上の高さが150m以上の場合には飛ばした瞬間に違法となるのです。

山などでドローンを飛行させる際には地表から150m未満の高さを意識しておけば問題ありませんが、起伏を気にしていないと意図せず150m以上となることがあるので注意が必要です。

ドローンを150m以上の高さで飛ばす機会はそうそう無いと思いますが、飛行の際には確実に申請許可を出して許可を得てから飛ばしましょう。

くるみ

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