こんにちは訪問ありがとうございます
重量100g 未満のドローンでも十分飛行能力もあるし撮影もできるのでドローンをはじめるには良いですよね。
私も最初はトイドローンと呼ばれるオモチャのドローンからドローンライフはスタートしました。
トイドローンの中でも最近は「Tello」の人気が高いですね。
ドローンをはじめたばかりの友人や知り合いから良く聞かれることがあります。
Telloは100g未満だからドローンの法律は関係ないって聞いたよ
どこでも自由に飛ばせるなら良いね~
このように自由にどこでも飛ばせると思っている人が多いです。
結論から言うと「本体重量が100g 未満のドローンでも自由に飛ばしても良い訳ではありません。」
この記事では、Tello や重量100g 未満のドローンに関する法律や規制を解説していきます。
飛ばして良い場所やルールをしっかり把握し、楽しいドローンライフを送りましょう。
良かったら最後までご覧くださいね
Tello はどこでも飛ばせる?
ドローンを始めようかなぁ~って思っている人は、なんとなく小さいオモチャのようなドローンなら法律の対象外となることは知っています。
確かにTello でいえば本体重量が80g なのでドローンの飛行に関して様々なことを規制する航空法の対象外となるので基本的には自由に飛ばせると言えるでしょう。
2022年6月20日から本体重量が200g未満から100g未満の機体へと規制が厳しくなりました。
ですが本体重量が100g未満のトイドローンでも航空法の対象となる場合があります。
本体重量とは「ドローン本体の重さ+バッテリーの重さを足した重量」です。
航空法第134条の3が適用される
本体重量が100g未満のドローンは「模型飛行機」に該当するため基本的に航空法の対象とはなっていません。
しかし航空法の第134条の3は「飛行に影響を及ぼすおそれのある行為」を禁止しています。
簡単に説明すると、小さいオモチャのような機体でも空港周辺や高高度での飛行は航空機の安全飛行に影響があるので許可なく飛ばさないでね。ってことです。
- 空港などの周辺での飛行禁止
- 高度150m以上の高さでの飛行禁止
飛ばす必要がある場合は許可が必要です
空港の周辺は分かりやすいですが、150mというのは地面や水面からの距離になります。
下記の画像のように、高度は一緒でも山の中腹と平地では地面までの高さが違うので、違法になる場合があるのでご注意ください。
Telloや重量100g未満のドローンは資格がいる?
ドローンを飛ばすのに資格がいるの?
Telloなどのトイドローンを飛ばすのに資格や免許は必要ありません。
そもそも基本的にはドローンを飛ばすのに資格や免許は必要ないのです。
ただし、特殊な周波数を利用(レーシングドローンなど)したり、農薬を撒いたりする場合は資格や免許が必要になってきます。
小型無人機等飛行禁止法
本体重量に関わらずドローンなどの飛行を禁止した場所を定めている法律が「小型無人機等飛行禁止法」です。
以下の禁止された場所の周囲300mは重さや種類を問わず飛行禁止とされています。
- 国の重要施設(国会議事堂・首相官邸など)
- 外国公使館
- 自衛隊の基地施設
- 対象空港
- 原子力施設
- 指定された大会
この法律に関しては警察庁のホームページが分かりやすいですね。
地方自治体の条例
私は近所の公園で飛ばそうかな~
それも禁止されている可能性が高いです。
多くの地方自治体では「公園」でのドローンの飛行を禁止しています。
ボール遊びも禁止されているぐらいだからね
その他にも河川敷や海岸、ビーチもドローンの無許可飛行を禁止している可能性があります。
飛ばせる場所ってあまりないんだね
公共の場所は仕方ないね
公園や河川敷、ビーチで飛ばす場合には管理者に確認してからの方が間違いないでしょう。
どこで飛ばしたら良いの?
航空法も小型無人機等飛行禁止法も条例も「屋外の飛行」を想定しています。
だから禁止場所の周囲300m以内でも「屋内」で「屋外に飛び出さないようにしたら」飛ばすことが出来ます。
自宅の中なら関係ないってことです
今回のまとめ
今回の記事では以下の点について解説しました。
- Telloなどのトイドローンも航空法の対象となる場合がある
- 飛ばすだけなら資格や免許は必要ない
- どんなに小さくても飛行禁止の場所がある
- 公園などの公共の場所は確認が必要
- 屋内で飛ばすなら問題ない
本体重量が100g未満のトイドローンでも自由にどこでも飛ばせる訳ではありません。
ルールを守ってドローンを飛ばしましょう♪
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