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ドローンの飛行時間や性能に大きな影響を与える重要な要素がバッテリーです。
ドローンに主に使われているバッテリーは
- リチウムイオンバッテリー
- リチウムポリマーバッテリー
上記の2種類が多く使われています。
充電と放電が繰り返し可能なバッテリーなのが特長です。
この記事では、初心者の方でも分かるように、リポバッテリーについて解説します。
リポバッテリーの基本や魅力、使い方について紹介しますので、ドローンをより楽しむためのヒントを見つけてみてください。
バッテリーのことも知っておきたいです
良かったら最後までご覧くださいね
リポバッテリーとは?基本を理解しよう
リポバッテリー(リチウムポリマーバッテリー)は、近年急速に普及しているドローンなどの電子機器に使用される充電式バッテリーの一種です。
高いエネルギー密度と軽量性が特徴で、リチウムイオン技術を採用しており、ドローンのようなモバイルデバイスに最適な電力供給源となっています。
一般的なアルカリ乾電池やニッケル水素電池と比べて、リポバッテリーはより高い電力を供給し、より長い飛行時間や高速な動作を実現することができます。
リポバッテリーの特長
- 高エネルギー密度
- 軽量で薄型
- 高い出力
- 長いサイクル寿命
リポバッテリーの利点は、その高エネルギー密度と軽量性です。
これにより、ドローンなどの大きなバッテリーを積めない機器において、長い飛行時間や持ち運びの便利さが実現できます。
さらに、リポバッテリーは急速な充電や高電流の放電にも対応しているのです。
リポバッテリーは加工しやすい
リポバッテリーの電解質には、ゲル状の高分子ポリマー材を使用しているため、円筒状やシート状などの希望する形状に加工しやすくなっています。
そのためバッテリーを必要とする機器のサイズやバッテリー搭載位置に合わせて生産することができる利点があるのです。
リポバッテリーは割高?
リチウムイオンバッテリーと違い、現状リポバッテリーを生産するには製造コストが割高になっています。
同じバッテリー容量でもリポバッテリーの方が価格が高くなるというデメリットがありますが、技術の向上とともにコストダウンすると考えられますね。
ドローンのバッテリーを管理する
ドローンに使われているリポバッテリーですが、劣化してしまうと飛行時間も短くなり、突然墜落してしまう危険性も出てきます。
バッテリーの保管・管理方法をまとめた記事を別にあるので、そちらをご覧ください。
>>バッテリーの保管・管理方法<<
リポバッテリーとリチウムバッテリーの仕組み
リチウムバッテリーとリポバッテリーの電気的な仕組みはまったく同じで、プラス極とマイナス極の間をリチウムイオンが行き来することで充放電します。
充電するときのイメージ
放電するときのイメージ
エネルギー密度が高く、バッテリーを小型・軽量化でき、メモリー効果がないため完全放電することなく充電しても容量が減ることがないのが特長です。
スマートフォンのバッテリーはほぼリチウムバッテリーを使っていますね。
ハンディファンもリチウムバッテリーだね
リチウムイオンバッテリーは発火する?
スマートフォンが燃えたとかモバイルバッテリーが燃えたっていうニュースを見たことがある方も居ると思います。
その多くがリチウムイオンバッテリーを使用している機器です。
リチウムイオンバッテリーは電解液と呼ばれる液体がバッテリー内に入っています。
その電解液が何らかの影響でバッテリーから漏れてしまったりガスを発生させてしまうことで(他にも色々要因はある)異常な発熱や発火、爆発を起こしていまうのです。
特に「強い衝撃」「過充電」「高温」に弱いと言われています。
この記事のまとめ
この記事では、ドローンの飛行時間や性能に大きな影響を与えるバッテリーに焦点を当て、リポバッテリー(リチウムポリマーバッテリー)について解説しました。
近年急速に普及しているドローンなどの電子機器に使用される充電式バッテリーであり、高いエネルギー密度と軽量性が特徴です。
ドローンに欠かせない高エネルギー密度と軽量性が魅力で、長い飛行時間や高速な動作、持ち運びの便利さを実現しました。
ただし、現状ではリポバッテリーの製造コストが割高のため、技術の向上により将来的にはコストが下がることが期待されています。
また、リチウムイオンバッテリーほどでは無いですが、過充電や高温、強い衝撃などの要因により異常な発熱や発火、爆発のリスクも存在します。
総じて、リポバッテリーはドローンなどの電子機器において重要な役割を果たしており、その特長や利点を理解し、適切な管理を行うことが重要です。
最後までご覧いただき
ありがとうございます
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